能蔵院(のうぞういん)について

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 長久山 増上寺 能蔵院。通称は能蔵院。

境内には、本堂・薬師堂・宝篋印塔(ほうきょういんとう) 檀信徒用墓地、永代供養塔あり。開基は不詳だが、正保年間(1640頃)に堂宇再建の弘源上人を中興開山とする伝えあり。宝篋印塔は寛保元年(1741年)の建立。明治43年、木更津市小浜にあった万蔵寺を合併して再建。小浜地区の檀信徒多数であるのはこれによる。昭和48年、現在の本堂、庫裏、薬師堂が完成。

 

現住職は三十八世。

現在、国道127号線上り車線を走ると、君津中央病院の少し手前の左側に、緑色の大屋根が見えてきます。桜の時期には人々でにぎわいます。

    現在の行事

1月  2日 寺年頭会 

2月15日 春祈禱(於薬師堂)

8月  4日 施餓鬼会

毎月7日 薬師講(於薬師堂) 

毎月2回 和讃講

毎年2回 檀信徒による清掃奉仕

江戸時代から伝わる「春祈禱」が、近隣のご婦人方によって今に伝わります。

毎年二月十五日(旧暦の正月近く)の行事であること、また春祈祷という名称からして、元々は、「今年も平和で、争いなく、そして実り豊かでありますように」と祈る正月行事だと分ります。

配るお札は、江戸の浄土宗の僧、祐天さんが書いた字(実際には後世の者が書いたもの)を版木としており、これも地域の方々によって刷られます。

能蔵院は、昔から、地域の人々の信仰の地として受け継がれてきた場所です。

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(右)版木 

(左)「西村和泉守」という江戸神田の鋳物職人の銘が

    刻まれた鉦